失敗に偶然はない

 2月がスタートしましたが、先月は厳しい内容でした。過去の結果はともかく、問題はこれからどうするか。成功には沢山の不思議がありますが、失敗に不思議はありません。失敗には、必ず失敗する理由があります。その原因を一人一人がしっかりと分析し、対策をする。その積み重ねで、失敗が必ず成功へと繋がっていきます。 「 なぜなぜなぜ、どうして 」 を繰り返しながら失敗の原因をしっかり突き止め、対策、方策を改善していくことで、同じ事を繰り返すことがなくなり成長していきます。これはどんな事象も同じですので、もう一度、自分の行動を見直し、対策をお願いします。
 年明けよりさまざまな方とお話をさせて頂き気付いたこと、それはやはり「 会社は社長の器で決まる 」ということです。私自身がもっともっと勉強をして、成長をしなければならない。だから今まで以上に勉強をします。社員の皆さんにもたくさんの研修の場を設け、今よりももっともっと色々なことに気付けるように、機会をつくります。有言実行。こつこつと勉強を重ね、ジットグループ全員でレベルアップし、成長していきます。

朝礼

 ジットグループは朝礼で大きな声で経営理念を唱和しているのはなぜか。それは心に経営理念を浸透させ、ジットの社員らしく行動するためです。ジットは人を育てる企業です。いつでも、どこでも、当たり前の事が出来なければ恥ずかしい。私は、どこへいっても、皆さんが周囲の模範となり、信頼される存在になってほしいと願っています。だから私が勉強して学んだり、経験したことを、親として皆さんに全力で指導しています。一日で一番大切な朝を元気よくスタートできるように、社員、パートさん一丸となって行動していきます。人は熱いものに近寄り、冷たいものを避けます。一人ひとりが透き通る、響く声をビンビン出して、周りの人を燃えさせます。

 新入社員や2年目の社員は赤ちゃんであり幼稚園生、リーダーが小学校中学年、主任補が小学校高学年、主任が中学生、係長が高校生、部長が大学生、役員が成人であると私は思っています。進級する毎に、部下の面倒を見るようになるのは当然のことです。会社も同じ。今年のスローガンは「和」コミュニケーション。もっともっとお互いに関わり合い、成長しあえるように、関わっていきます。

念いは熱く

 昨日、以前ジットで働いた社員から嬉しいお手紙が届きました。

▼一部抜粋をご紹介させて頂きます。
 『お手紙を差し上げるのは、もう一度JITで働きたいという願いを聞き入れて頂けないかと思い、筆をとらせて頂きました。私が韓国に帰って約2年となりますが、2009年9月にJITの説明会に参加し感じた衝撃は今でも忘れられません。社長のスピーチをはじめ、JITの皆様の元気溢れる対応に感動し、 「 この会社で絶対に働きたい。 」 と思いました。JITで働いた期間は短いものでしたが、社長から教えて頂いた 「 人は心 」 、 「 行動 」 という言葉は、私の心にしっかりと刻まれております。そして本当に良い上司、仲間に恵まれたと今でも感謝をしております。JITで働けなくなったことは私にとっては青天の霹靂でした。しかし皆様から頂いた手紙やお写真、社訓が書かれた手帳に励まされながら、3年後に再びJITに戻ることを目標に、現在勤務している会社で経験を積みながら精進をしておりました。2年が過ぎますが、同じ時間を過ごすのであればやはりJITで勤務したいという答えが、私にでました。』

 当時、ビザの関係でやむを得ず韓国に帰国をしましたが、その時 「 3年後また必ずジットに帰ってきます。 」 と強い言葉を残していってくれました。あれから2年。思いがけない彼の手紙からは、現在もその念いは変わらない、再度ジットに入社したい!という熱い念いが伝わってきました。人はどんなに強く念っていても意志が薄れてしまいます。研修ひとつとっても同じです。いくら 「 やるぞ! 」 「 変わるぞ 」 と心に決め、大きな声で話をし、周りにパワーを与えても、時間が経つと、意思が薄れ、弱い自分に戻っている。それが現状です。どれだけ弱い自分に負けずに、自分を信じ、未来を信じ、夢に向かって、目標に向かって行動できるか。2年たっても変わらない、目標に向かって、全力投球している彼の熱い念いを聞き、胸が熱くなりました。私達も、彼が戻ってきたときに、胸を張って迎えられるように、弱い自分に負けないように、自分を奮い立たせながら、前進をしていきます。

YNBC

 地元の新聞でも大々的に発表がありましたが、1月27日に、山梨県下の企業205社が集結し『山梨県ニュービジネス協議会』が発足されました。

 この会の母体となるJNBは、ニュービジネス振興のための「政策提言」、様々な「研究・情報提供」、「起業家の発掘」、「起業家の育成・支援」等を行っている経済団体です。1985年に我が国最初のニュービジネスの振興に寄与する公益法人として、通商産業省(現経済産業省)産業政策局サービス産業課を主務官庁として東京に事務局を構え、設立されました。

 現在多くの県で活動が広がっています。今回山梨でも、会長、副会長ら12名の理事会メンバーを中心に、活動が開始されました。私も理事という立場で、この会の発足に携わらせて頂いています。勉強熱心で山梨県の企業間の絆を深めパワーを日本へと発信するのだという熱意を持った、山梨県を代表する企業のトップの皆様が集まり、10年後、20年後の山梨のビジョンを描き活動を開始できることを大変嬉しく思っています。




▲JNB会長 長谷川様
わざわざ福岡より駆けつけてくださいました。

 山梨県は国の中心である東京に隣接し、さらに山紫水明、自然も豊かな県。ビジネスのチャンスは大きくあります。未来の山梨県をつくるのは、私達ひとりひとり。会員同士がお互いに切磋琢磨し、貪欲に勉強をする。その活動がやがては、企業の発展に繋がり、山梨県民皆様の幸せに繋がっていくことを信じています。山梨が日本を代表する県となり、幸せな未来がくるように、熱い念いをもって、勉強をしていきます。


▲会の終わりに、「山梨をから日本を元気に!」とこぶしを上げ、皆で心を一つにしました。

小さな気付きと行動

 先日、1月16日のブログに、お客様より嬉しいコメントがありました。インターネット販売の担当者の対応がとても感動したということで、わざわざコメントをくださいました。

▼一部抜粋
 そちらの社員の方にとても素晴らしい対応をしていただきました。社長直通のようですのでこちらにも書かせていただきます。
 ジットさん直営で買ったのではなかったのですが、調べていただいたり製造は期限の3年以上前のものだと教えていただいたり。一番驚いたのが、「これも当社の製品を選んでいただいた御縁です。楽天出品店さんとの交換がうまくいかないようでしたらうちが交換します。」と言っていただいたことです。この楽天出品店は、ジットさんと取引のある会社ではないそうで、こうなるともう全くつながりはないですよね。次回からのインクはジットさんで買いますね。この先、起業が成功しましたら、ジットさんの大口、とまではいきませんが、小口得意先になりたいと思います。

 このコメントを読み、私も大変嬉しく感動し、担当者に経緯を尋ねました。すると担当者は「大したことはしていません。ちょっとしたことをしただけです。」と答えました。その「ちょっとしたこと」に気が付き、対応ができるかできないか。本来であれば購入したサイトへのお問い合わせをご案内するところなのですが、「当社のインクをご購入頂いたご縁ですので」とすぐに対応をした担当者のお客様最優先の行動に大変嬉しくなりました。一つ一つのご縁を大切に、お客様のご期待やご要望に少しでもお応えできるよう、チームジット全員で、行動をしていきます。ありがとうございます。

 繁忙期を終えましたが、部署によっては忙しくしている所もあります。自分の仕事に余裕があり、他部署が忙しければ、お互いにフォローするのは当たり前のことです。水が然るべき方へ流れるように、忙しい部署があればそちらに流れ、フォローし合うこと。人として当たり前のことです。自分のことだけでなく、チームジット全員でフォローをし合い、より良い商品づくり、サービス向上を行っていきます。それが今年のスローガンの「和」です。

自分と向き合う

 人はみな弱いもの。だからこそ、しっかりと自分自身で強い意志を持ち、毎日毎日自分と向き合うことはとても大事なことです。庭の雑草は抜いても抜いても、必ずまた生えてきます。人の心も同じ。いくら研修をしたり、本を読んだり、感動をして、勉強をして、心の雑草を抜いても、継続して雑草を抜き続けなければ、また雑草は自然と生えてきます。
 たった一度の人生。その人生を心豊かで幸せなものにし、周りを幸にすることができるかどうかは皆さんの行動次第です。毎日少しずつでも、しっかりと自分自身と向き合う時間をつくってください。自分自身でこの弱さを克服していかなければ、いつまでたっても何も変わりません。自分自身で心を奮いたたせながら、毎日毎日「がんばるぞ!」と自分自身でモチベーションを上げ、弱い自分の意志に打ち勝つ努力をする。将来が幸せになるように、日々心の雑草を抜き、行動をしていきます。

チャレンジ

 山が深ければ、谷も深い。夏が暑ければ、冬は寒い。日なたがあれば影がある。若いうちに苦労すれば、将来幸せになる。

 最近、お金を払って命がけで、トライアスロンなどに挑戦する経営者が増えているそうです。なぜか? 自分自身の心を鍛えるため! 自分が生きていると実感するため! 乗り越えたときの達成感を味わうため! 理由はそれぞれあると思いますが、難題にチャレンジすることで自分の限界を越え、新しい世界を知ることができるのだと私は思います。そしてその難題を乗り越えたとき、最大の喜び、幸せ感を体験できます。

 人生1回。 苦労は買ってでもしろといいますが、苦しい思いや、痛い思いをして、人は自分の限界を知り、成長をし、生きている証を残していきます。どんな高い山でも、諦めずに一歩ずつ歩き続ければ、必ず頂上で何にも変えられないすばらしい景色をみることができます。例えどんなに大きな山でも、例えどんなに厳しい谷でも、最後まで諦めずに行動し続ければ、必ず素晴らしい景色が待っている。諦めずに行動し続け、ジットグループ全員で、最高の景色を目にし、生きている証を残し、達成感を味わい成長をしていきます。
 

勉強

 本日は東京事務所にて、久々に朝礼に参加しました。今月は全国のいつも大変お世話になっているお客様のところへ新年のあいさつへお伺いしています。
 その挨拶周りの中で、まだまだ勉強不足であるということを痛感しています。今、私どものインクを取り扱って下さっているお客様は、日本のトップレベルの会社で、世界からも注目されていらっしゃる会社ばかりです。大企業の最前線で営業をおこなっていた顧問にご指導を頂きながら、営業活動を行っているのが現状ですが、いつまでも顧問に頼ってはいられません。どれだけ一人ひとりの社員のレベルを上げられるか。これが早急の課題であるとつくづく感じました。お客様に信用をして頂き、安心してお取り引きを続けて頂くには、品質の良い商品をお届けすることはもちろんですが、働く人間一人ひとりの「質」人間力を上げていかなければ、継続したお付き合いをして頂くことはできません。
 私も今年から火曜日と水曜日は東京の事務所で勤務することを決めました。安心して末長いお付き合いをいただけるよう、勉強をしていきます。

1人の変化

 ある社員が6か月間の通信教育の第1回目のレポートを私に提出してくれました。その報告書の中には、毎朝20分早く起きて新聞を読むようになったこと、トイレ掃除をはじめ、その姿をみたお父様が、ご兄弟に「お兄ちゃんがキレイに掃除してるから綺麗に使うように」と協力してくれていること、居間でことわざ辞典を声に出して読んでいると、次の日弟がそのことわざ辞典を読んでいたことなど、私生活の様子が書かれていました。彼が前向きに、自分から行動をしていることに感動したのはもちろんですが、その行動によって家族も少し変化されたということが更に嬉しく、感動しました。1人が変われば周りが自然と変わり、みんなが幸せになる。それを改めて実感しました。
 またもう一つ、今までは部下に嫌われるのがこわくて、指導がなかなかできなかったが、これからは部下のことを真剣に考え、しっかりと指導をしていきます。と書かれていました。嫌われるのが怖いというのは自己中心的な考え方です。親や上司は子供や部下に嫌われようとも、その人の幸せを願い、注意や指導をします。愛情があれば、いつか相手にそれが伝わります。愛情をもって、部下への指導もおこない、全員で一歩一歩前進をしていきます。

行動

 皆さん本を読んだり、研修にいったり、日々勉強をしていると思いますが、勉強をしたら「 復習 」することが大切です。1、2、3・・・と勉強をしたら、また1に返り、繰り返し復習をする。何度も何度も繰り返し、書いたり読んだりすることで、自然と心に浸透してきます。そして繰り返すことで、1回目とは違った気づきに出会うことができます。そしてもう一つ、復習とは別に、「復命」も大切です。上司から指示を受けたら、必ず上司から「どうなったか」と問われる前に自分から報告をすること。「復習」と「復命」。どちらも人として大切なことですので、日々の業務、私生活で実践をしていきます。

 研修は行動。気付いても行動しなければ何も変わりません。私は何十年と同じヘアースタイルでしたが、見た目が少し怖いという話もききましたので、今回思い切って変えました。皆さんから見てわかるか、わからないかの変化かもしれませんが、私にとっては大きな変化です。また、今年に入ってから出張が多くて社員と顔をあわせない、声をかけあえないことが増えました。だから本社にいるときは1人ひとりと朝礼中に目をあわせ、握手をして、声をかけあうことに決め、今日から実践しています。





 思ったり、気付いたら即行動する。思うだけでは何も変わりません。そこで行動して、万が一失敗しても方法を変えれば更に成長ができます。相手に伝わるくらい、一人ひとりが変化、成長できるよう、行動をしていきます。