『夢』は大きく　『念い』は熱く

　私は常に「　ピンチこそチャンス　」だと考えています。日々色々なことが起こります。想定外のトラブル、人的ミス、災害・・起こったことを悔やんでも、過去を変えることは誰にもできません。
　だからピンチのときこそ、エネルギーが湧いてきます。原因をつきとめ、どうすれば次に同じことが起こらないかを考える。力を尽くせば必ず、何か新しい発見、対策が見えてきます。その過程が人を成長させ、会社を強くするのです。
　5年後、10年後、30年後、50年後・・自分がどうなっていたいのか、会社がどうあるべきなのか、理想を持つことで、自然と自身がどうしなければならないのかを考えます。当然いつも考えていなければ、行き当たりばったりの結果しか出てはきません。社員と一緒に、家族や地域の幸せを想像しながら、今すべきことを自分自身で見出し、実現していきます。

　先日お伝えした通り、当社がございます山梨県では、計測史上初の大雪が降りました。県内を取り巻く混乱は少しずつ治まってまいりました。しかしながら、いまだ仲間に食材を届けに行ったり、雪かきをする生活は続いていますし、まだまだ孤立している地域や避難所から自宅へ帰る事ができない方々もたくさんいらっしゃいます。
　そんな中、ニュースをご覧になった取引先のお客様や、以前研修で一緒に学んだ同志より、こちらを気遣うお電話やメールをたくさん頂き、大変、胸が熱くなりました。皆様の優しさ、温かさに、感謝、感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。
　御心配をお掛けしてますが、従業員、家族にも大きな怪我はなく、通常の営業をしております。しかしながら、交通機関の停止に伴い、お客様には商品を納期通りに届けできずに申し訳ございませんでした。一部地域を除き、間もなく通常通り出荷をいたします。
　今回の雪で得たものも多くありました。そしてあらためて人と人との絆を感じ、心が温かくなりました。

　私は考え方一つで、物事の見方が変ってくると思っています。会社も、社長である私だけが経営者として考えていたのでは、会社の成長は限られてきてしまいます。働く1人ひとりが経営者となり、考えることで、素早い判断、柔軟な判断ができ、それがみんなの幸せに変ります。
　今回大雪の影響で、家から出られなかったり、渋滞で車が進まなかったり、時間が沢山ありました。当社の今年のスローガンは「　考える　~自ら考える・常に考える・目的を考える~　」です。時間は全ての人平等に与えられています。その時間をどうすごすかは、私達自身の考え方やモチベーションで大きく変わります。1分でも2分でも、考える癖をつけること、それが大切です。
　考える力や深さは宇宙のように無限であると私は思っています。その心を広げていくことで見えてくるものが大きくなり、会社も自分自身も成長していきます。

　先週の大雪に引き続き、14日から15日にかけて、観測史上最深となるの甲府では114センチの積雪となりました。





　どこも除雪に追われ、除雪機が不足している中、家の前などの民間道は自分たちで雪をかくしかありません。ただ、除雪機が来てくれるのを待つのではなく、コツコツと自分たちで雪をかけば、周りの人たちも手伝ってくれ、雪で埋もれ、道をふさがれた車も走れるまでになります。私の地域でも地元の皆さんと協力し、屋根の雪を下ろしたり、道の確保を行いました。



　また、沢山の社員が自分たちの家の周りの雪かきをしたあと、夜遅くまで会社の駐車場、道路の雪かきをしてくれました。いざというときに助け合い、協力してくれる社員たちに本当に感謝しています。こういうときだからこそみんなで団結し、助け合いが必要だということを再確認できました。


▲会社のカーポートも雪の重みで倒れてしまいました




▲会社の様子

昨日23時過ぎまで雪かきを手伝ってくれた社員のみなさん･･･
渡辺課長、美舩課長、長田主任、塩澤主任、高山リーダー、千野さん、木村さん、
木本部長、功刀支配人、金丸支配人、大木リーダー、長沢主任補、伊藤さん、小林塁さん、保坂昴さん

　やはり、健康が一番。本日時間を遅らせての出勤でしたが、社員全員が健康でケガもなく、元気よく出社してくれ大変嬉しいです。

　昨年12月11日、山梨県庁知事室にて、やまなし省エネスマートカンパニー大賞表彰式が開催され、「　特別賞　」を受賞いたしました。
　省エネ対策に積極的に取り組んだ事業者のうち、優れた成果を上げた事業者を顕彰すること、そしてその取組事例を広く紹介することで山梨県内における省エネルギー・環境保全対策のなお一層の推進を図ろうと、県の本年度の新規事業として実施されました。



　当社では、250kWの太陽光発電を導入したことにより、7月から9月の間で発電量119,131kWhを生み出し、37,467kgのCO2を削減しました。また社用車に低燃費車の導入した結果、これまでの車両に比べて燃費効率が約2倍になりました。その他にも、社員ひとりひとりが「もったいない」の心で、節電に取り組ん出結果、このような賞を頂き、とても光栄に思います。
　限られたみんなの地球。私達にできることをコツコツと積み上げ、みんなが笑顔で過ごせる環境を作っていきたいと改めて誓いました。


▲太陽光パネル


▲電気自動車


▲電気にはひとつひとつ紐がついており、離席際など小まめに電気を消すようにしています

　先日、月に一度の社内の安全パトロールがありました。当社では月に一度、各事業部から1名以上が集まり、社内の安全をチェックするパトロールを実施しています。
　仕事をする上で「　安全・健康　」が一番大切であり、確実に確保されなければいけないことです。それをチェックすることはもちろん、業務のムダ・ムリ・ムラがないのか、お互いに指摘し合いながら、「　気づき　」の勉強をしています。この活動は創業以来続けていますが、指摘がないことは1度もありません。
　今回の安全パトロールで強く感じたことは、一人ひとりが「　具体的な理想　」を持ち、その理想に近づける努力をしなければ、環境は良くならないということ、工夫は生まれないということです。
　作りすぎのムダ、運搬のムダ、手持ちのムダ、加工のムダ、在庫のムダ・・まだまだ沢山のムダが隠れているはずです。高い理想を持ち、その理想を近づいていくことで、気付きの幅も広く深くなっていくと改めて気付かされました。

　2月8日（土）の大雪で、山梨県でも40センチ以上の積雪となりました。一面雪に囲まれる姿は、私達には見慣れず、とても美しいものでした。








　日曜日も数名の社員が出勤をし、雪かきをしてくれ、感謝の気持ちでいっぱいです。雪かきは大変でしたが、社員からは朝礼で「今回の雪のお陰で、雪かきの際に近所の方と普段なかなかできない話をすることができ、よかった」「お互いに労い、人の温かさを感じた」という声も沢山聞き、嬉しくなりました。
　雪も大分溶けてきましたが、朝晩寒いですので、体調を崩さないようみなさんもお気をつけ下さい。
　

　早いもので、今年も1ヶ月が過ぎました。今年も1月3日に、社員と家族で新年会を行い、2014年をスタートしました。



　今年は60年に一度の　「甲午（きのえうま）」の年です。60年前の1954年は高度経済成長が始まった年でした。私達ジットグループももう一度原点に立ち戻り、2014年が躍動の年となり、ここ山梨から全国の皆様へ笑顔や元気や幸せをお届けできるよう、あらたな挑戦を誓いました。

遅ればせながら、どうぞ本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

　12月1日（日）、地元富士川町民体育館にて、「　富士川町ママさんバレーボール大会　」が開催されました。毎年協賛をさせて頂き、当社でも1チーム参加させて頂いています。ほとんどが素人のメンバーですが、4月から週に1度、仕事が終わったあとに練習を重ね、大会に参加しました。









　結果は残念ながら2敗。選手からは「本当に悔しい」という声が聞こえました。結果はともかく、応援に駆けつけてくれた従業員や参加された皆さんが、彼女たちの姿をみて、勇気や元気を少しでも感じとってくれていたら幸いです。スポーツを通して、地域の皆さんと繋がり、笑顔や元気の輪が広がっていくことは幸せなことです。
　社員同士のコミュニケーションで終わるのではなく、悔しい思いから何か得たことがあったと思います。当社から地域をもっともっと元気にできるよう、色々な場所でジット魂が輝くことをこれからも期待しています。

　23年前、弟の葬儀を施行した時に感じた「葬儀業界の古い慣習を打ち破りたい」という思いからジットセレモニーを創業し、今日に至ります。葬儀とは人生の集大成の儀式でございます。歩んできた道がそれぞれ違うように、お葬儀の形もひとつではないと思っています。だからお客様に寄り添い、1度しかないその大切な時間を一緒につくっていきたいと願い、日々お客様と接しております。
　その形の一つとして、甲斐市（旧竜王町）と南アルプス市（旧八田村）に家庭葬専用のホールをオープン致しました。

▼ジットセレモニー竜王ホール
【外観】


【斎場・隣に待合出来るスペースも設けております】

【2階は宿泊可能となっております】

▼ジットセレモニー八田ホール
【外観】

【斎場】

【七日会場・奥には和室が一部屋ございます】

　一般のご会葬者様、親戚の方の参列もない、家族だけで送るジットセレモニーの家庭葬。価格は22万円からとなり、最後のお別れを家族水いらずで過ごすことができる小さなホールとなっています。お葬儀のご相談だけでなく、お一人で生活されている方々が集まり、優しいひと時を過ごせるようなホールにしていきたいと思っております。オープンイベントにも60名を超える地域の皆様が参加して下さいました。それぞれの念（おも）いを紡ぐお手伝いがこれからもできるよう、スタッフ一同精進してまいります。