親善ソフトボール大会

 4月29日(祝火)に、株式会社はくばく様と親善ソフトボール大会をおこないました。はくばく様は山梨をリードする企業であり、ヴァンフォーレ甲府のユニフォームスポンサーとしても、山梨の皆様から愛されている企業です。同じ地元企業として、交流を深めようと声をかけて頂き、壮年チーム、男女混合チーム、一般(本気)チームの3チームで親善試合をおこないました。


▲始球式 株式会社はくばく 長澤会長様







 結果は壮年チームと男女混合チームで勝利、一般(本気)チームでは圧倒的な点数差で負けました。試合の前に数回、仕事の後に集まり、練習をおこないましたが、現役を何年も離れている人はもちろん、ソフトボール初心者も何名もいました。しかし、やるからにはいつでも全力投球なのがジットです。上手、下手に関わらず、みんなで楽しみながら、でも全力で戦いました。

 試合後は当社ジットプラザにて懇親会と表彰式をおこないました。年齢も、性別も関係なく、スポーツを通して、人と人とが繋がり、地域が元気になっていくことは非常に嬉しいことです。今後は、山梨県の沢山の企業様を交え、企業同士の交流を深め、山梨の皆様と元気と笑顔で繋がっていけたらと願っています。


▲勝利トロフィー はくばくの社員の方に授与してもらいました

アダプト・プログラム

 私どもジット株式会社は、南アルプス市が行っている、散乱ごみ対策「アダプト・プログラム」に参加しております。



 数年前に「 日本を美しくする会 」に参加させて頂いたのがきっかけで、本社周辺の掃除を始めたり、毎月第一日曜日に行われている甲府駅の街頭清掃に参加させて頂いたりしています。







 路上に捨てられるゴミがなかなか無くならないのが非常に残念です。しかしコツコツと活動を継続することで、地域、日本、世界へと幸せが繋がっていくと信じています。常に謙虚な気持ちを忘れず、掃除を通し、地域と繋がり、人と繋がり、これらかも勉強を続けていきます。

米寿お祝い

 先日、妻のお父さんの米寿のお祝いを家族みんなで、ジット甲府プラザの別館を利用し、おこないました。





 今の私がいるのも、妻がいるのも、家族がいるのも、両親がいてくれたからと、あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、こうして家族が集まり、みんなの嬉しそうな笑顔をみることができ、幸せを実感しました。
 これからも家族、会社、地域の皆さんの笑顔がみれるよう、今を精一杯生き、命を燃やし続けていきます。
 



 

新入社員研修~いきいき倶楽部様~

 4月2日、私が尊敬する大先輩より依頼があり、社会福祉法人 いきいき倶楽部様の新入社員の皆さんへ、僭越ながら講演をさせて頂きました。



 学生生活は準備期間、社会に出てからが本番です。今日まで一生懸命育ててくれたご両親やご家族が、胸を張って自慢できるような仕事をし、これから活躍していってほしいと思います。
 そのために、当たり前ですが、まずは目の前の仕事に一生懸命取り組むことです。自分がいる会社が発展しなければ、幸せにはなれないと思います。会社が発展していくことで自分、家族、地域が幸せになります。そしてやがて山梨、日本、世界へと幸せが広がっていく、それを信じ、私は毎日を全力投球しています。
 私が講演をする前に、YSK e-comの飯室社長様が、アシックス グランドマイスター 三村様の「 若いころ流さなかった汗は、歳をとって涙になる 」という言葉をおっしゃっていましたが、その通りだと思います。苦労がない人生など、誰にもありません。どんな成功者も、悔しさや苦労を乗り越え、成功を手にしています。苦労をしたからこそ、その経験がエネルギーとなり、成長していくのです。だから失敗を怖れず、自分からどんどん挑戦をしていってほしいと思います。特に新入社員の失敗は、会社に大きな影響などでません。失敗を沢山して、その失敗から学び、一歩一歩成長していくことを願っています。

新入社員研修

 4月1日は入社式が終わったあと、すぐに新入社員の研修がスタートしました。私も午後から時間をもらい、ジットグループの歴史、社会人として大切な考え方を話しました。

 会社の大きな目的は「継続」をすることです。利益がでても、社会貢献しても、会社が1年、5年、10年で潰れてしまえば、社員、家族、協力会社のみなさんを路頭に迷わせてしまいます。しかし、会社は30年と言われるくらい、継続することは簡単なことではありません。どうしたらよいのでしょうか。

 ひとつは、常に考えるという癖をつけることです。会社に来て仕事をしている瞬間は、本番中。だから会社にきて考えているのでは遅いのです。勤務時間外が勝負です。お風呂に入っているとき、寝る前、通勤中・・今日の一日を振り返り、反省をして、次にどうするか常に考えることで、勤務中、最大の力を発揮できます。
現状に満足し、同じような毎日を繰り返していては、成長はなく、衰退していくばかりです。だから企業が継続することが難しいのです。簡単にできそうなことと、難しく時間がかかりそうな仕事があったら、自分から難しい仕事に取り組んでほしいと思います。厳しい状況に身を置くことで、必死に考え、それが自分の力になり、会社も自分も成長していきます。

そしてもう一つ大切なことは「自分」から始めることです。「一人」では何もできませんが、「一人」から始めなければ何も変わりません。自分がよいと思ったことはまずはやってみる。行動することでしか、未来を変えることはできません。

 フレッシュな新入社員が入り、活気が溢れています。この新しい家族と一緒に、山梨から日本へ、日本から世界へと笑顔と元気の輪を広げられるよう、継続できるよう、社業に邁進していきます。

2014年度ジットグループ入社式

 本日4月1日は会社にとっての元旦です。本日よりジットグループに6名の新入社員を迎えました。従業員一同、今日の日を待ちに待っていました。



 私は入社式の中で、新入社員を迎える言葉として3つのことを伝えました。一つはいつでも「元気」で会社を盛り上げてほしいということです。新入社員となってすぐに成果、結果を出すことは難しいですが、新入社員がいてくれるから会社が元気になり、先輩社員も一層頑張ることができます。家庭に赤ちゃんが生まれれば、お父さんもお母さんも今まで以上に責任も増え、エネルギーが生まれてきます。まずは社会人として当たり前のことを当たり前に、周りに元気を発信することが新入社員の仕事の一つです。
 2つ目が「何でもすぐに聞く」ということです。新入社員は知らないことばかりで当然ですので、それを恥じることは全くありません。聞かずに曖昧にしている方がずっと大きな問題となります。そして連絡報告は早めに、自分からすることも伝えました。
 3つ目に、何よりも大切なのが「行動をする」ことです。いくら知識があっても、行動に変えなければ、結果は生まれません。行動をして、失敗をたくさんして、どうしたらもっとよくなるかを考え成長をしていきます。考え、行動することの繰り返しで、今日よりも明日、明日よりも明後日がよくなっていくということを伝えました。


▲辞令交付


▲親御様からのお手紙の代読

 今日の日を迎えられたのは、まぎれもなく御両親の支えがあったからです。本日の入社式で、6名の親御様からサプライズで、それぞれへ向けた手紙が代読されました。両親がどれだけの思いで子供を育て、今日の日をどれだけ待ち望んでいたか、私も一人の親として熱い気持ちがこみ上げました。今日からが新しい人生のスタートです。初心を忘れず、失敗を恐れず、挑戦を重ねてください。新しい一歩を踏み出した皆さんが、それぞれのステージで活躍されることを祈っています。

地元を元気に

 3月25日に地元南アルプス市のグループホーム「アルプスのなかまたち」の竣工式が開催され、私も出席をさせて頂きました。こちらは当社の協力会社であるシラネパックの東條会長とご長女様で開設した、認知症対応型共同生活介護の施設です。

 ここ山梨、南アルプス市に生まれ育ち、「 何か地元の皆様に恩返しをしたい 」という熱い念い(おもい)で、開設されたこの施設。私達ジットグループも微力ではありますが、地元山梨を元気に、そして何か役に立ちたいと社業に取り組んでいます。同じ念いをもった企業が近くにいるということを大変嬉しく思い、私達も一緒に頑張っていこうと勇気を沢山頂きました。
 地元を愛する念いを同じく、皆様と一緒にまずはここ南アルプス市を、そして山梨から日本中に元気や幸せを発信できるよう、精進を重ねて参ります。


「気付き」と「行動」

 先週1週間海外出張へ行って参りました。そこである工場を見学させて頂きました。その工場では半自動機が導入され、次々と製品が作られていました。その光景を目の当たりにし、改めてまだまだ当社の生産現場も、改善の余地が沢山あり、可能性が大きく広がっていると実感しました。

 「 気付き 」はすなわち「 行動 」といつも社員に言っています。いくら良いことに気がついても、自分の心にしまっておいたのでは何の意味もありません。私はいつでも、良いことは社員や近くにいる人にすぐに発信し、実際に真似をしてやってみます。一方、悪いと分かったことはすぐに直します。だから毎日変化をし、言っていることが違うと言われることも沢山あります。
 大切なことは、「 やってみること(行動) 」です。実際に挑戦をしてはじめて、また違ったことが見え、成長をしていきます。毎日はその「 気付き 」と「 行動 」の繰り返し繰り返しです。その行動の数が10年後の自分自身の姿、会社の姿を変えていきます。

ステップ増穂様竣工式

 私達の大事なパートナーである、NPO法人ステップ増穂様が3月16日(日)に竣工式を迎えました。ジットの回収ボックスに入れて頂いた使用済みインクカートリッジは、ステップ増穂のみなさんによって価値ある宝として蘇ります。





 地元の皆様から障がいをもった方々が働く場所がないと相談を受け、当社でも仕事を委託することで、平成20年5月にステップ増穂様が開所しました。はじめは20人から始めた施設ですが、今では50名以上の皆さんが通い作業をしてくださっています。ときどき顔を見せると元気に笑顔で挨拶をして下さり、親御様からも、「毎日元気に家を出て、いきいきと働く姿をみれて本当に嬉しい」という声を沢山聞きます。私達にとって、それが遣り甲斐になり、力となっています。

 選別の作業は委託をして2年が経ちますが、以前当社で行っていたパートさんと同じ、もしくはそれ以上の手際の良さで作業をして下さっています。今のジットグループがあるのは富士川町をはじめ多くの関係者の方々、またステップ増穂で働く利用者さんたちの協力があってこそと、本当に感謝しています。
 もっと社会に貢献し、地元の皆さんに恩返しをしたいとあらためて実感しました。企業と地域、人と人とが繋がり、リサイクルインクカートリッジを全国の皆様にお届けできることを誇りに、今後もここ富士川町から全国の皆さんに笑顔を発信して参ります。



念いを繋ぐ

 本日で、東北大震災からちょうど3年が経ちます。
 地震の直後、いてもたってもいられず、被災地へ行くと決め、幹部と友人に「 物資をもって被災地にいきます。明日の11時に出発しますので、持っていける物資をジットに持ってきてください。 」と1通のメールを送りました。そして次の日の11時には、トラックとワゴン車1台に満タンの支援物資が集まり、「 少しでも力になりたい 」というみんなの念いと一緒に石巻市へ向かいました。
 そのときにご縁を頂いたある方から、昨日嬉しい贈り物が届きました。石巻で水揚げされた水産物です。大雪のことを耳にし、私達のことを忘れずにいてくださいました。その温かい気持ちと、頂いた水産物に皆さんが懸命に生きる姿が見え、沢山の勇気と元気を頂きました。
 3年前取引先、友人、そして石巻市の数か所の避難所を物資を持ってまわりましたが、自分達のことより、もっともっと大変な人にと、譲りあう皆さんの姿がそこにはありました。あのときの光景は今も鮮明に覚えています。3年が経ち、少しずつ生活が戻りつつあるという声を聞き嬉しく思いますが、やはり苦労や苦悩は今も癒えない日々をお送りのことと思います。
 私達も今を懸命に生き、念いを繋げていきます。