諦めないこと

 簡単に手に入ったものは簡単に手から離れてしまいます。これは世の常であり、仕事も、物も、人もすべてに同じ事が言えます。断られても、決して諦めずに通い続け、念いを伝え、やっと認めて頂いたご縁はそう簡単に離れることはありません。2回、3回と失敗したり、断られたりは普通のことです。勝負はその後。諦めてしまうのか、もう一度挑戦するのか!
 人は皆弱いものですから99%の人が2回、3回の失敗で諦めてしまいます。しかしその弱さに打ち勝ち、そのあとの1歩を踏みだせた時に、結果は大きく変わります。

 先日、入社6年目のジットセレモニーの社員が結婚しました。おめでとございます。私も披露宴に出席させて頂きました。結婚までにいろいろな壁があったようですが、その壁を乗り越え、新たなスタートラインにたった二人の顔はとても逞しく、幸せに満ち溢れていました。きっとこの先、何があっても2人で手を取り合い、幸せな家庭を築かれることと思います。

 諦めなければ高い壁も必ず乗り越えられる。そして必ず念いは伝わる。弱い自分に打ち勝ち、必ず幸せの輪を広げます。



▲おめでとうございます。


毎日の積み重ね

 人は毎日コツコツ、本を読んだり、掃除をしたり、念いを伝えるということを繰り返して、成長をしていきます。何もしないで成長はできないし、どんなことも一遍に100点はとれません。毎日積み重ねていくことで、結果がでます。人に念いを伝えるのも同じです。1回話しただけでは、相手に本当の念いは伝わらないし、そう簡単に理解してもらえるものではありません。一生懸命、何度も何度も念いを伝え続けることが大切です。
 私達の使命はOA機器の製造販売事業、そして冠婚葬祭事業を通して、社会に貢献し、幸せの輪を広げていくことです。ですからお客様に喜んで頂き、必要としてもらえなければ、私達の存続する価値がなくなってしまいます。もう一度それをしっかりと理解して、まずは自分自身に近い人達から念いを伝え、笑顔を発信していきます。すべてコツコツ、毎日の積み重ねです。


直接コミュニケーション

 先日、ある会社の社長様がわざわざ設備調整のために海外から来社してくださいました。  『 感謝 』 です。今までは主に電話やメールでやりとりをしていましたが、実際に会って直接話をすることで、行き違いがあった事や今まで埒が明かなかった事をたくさん解決する事ができました。会って顔を見て話すことが何よりも大切だと痛感しました。同じ空間で、何時間もじっくり話し合い検証した成果はとても大きなものでした。

 日々の仕事や生活の中で、分からないことや、自分の念いが100%相手に伝わらないことは多々あります。結論を待つのではなく、まずは自分から相手のところへ足を運び、相手の目を見て全力で念いを伝え、幸せの輪を広げていきます。 あたりまえのことですが品質最優先は人質最優先だということを改めて感じました。

 工程内不良を減らすことで、部材と時間がさらに活用でき、生産する人、販売する人、使用する人を幸せにます。 改善改革は永遠であり終わりはありません。

「1」という数字

 1という数字はとても大切です。「1円」「1秒」「1個」・・・。「1」くらいと思う人が多いかもせれません。しかし私は「1」という数字こそ大切だと思っています。
 
 何もない「0の状態から1に」するのと「1から2に」するのとでは、どちらがパワーを必要とするでしょうか。まずは行動を起こさなければ、0のまま終わってしまいます。道に落ちているゴミもひとつ拾えばひとつだけ綺麗になる。誰かがひとつ拾うことから始まります。拾わなければ綺麗を知ることなくそのままで終わってしまいます。0から1に踏み出す勇気を皆さんに持ってほしいと思います。一人では何もできないけれど、一人から始めなければ何も始まらないものです。
 
 そしてもうひとつ、これはいつも言っていることですが、「1」を大切できなければ、5や10はできません。1円も100個集まれば100円になるし、1日1秒短縮すれば1年で365秒短縮できます。それを意識して行動できるかどうか。人生はそのちょっとの差で大きく変わるのです。まずは「1」という数字を大切に、毎日コツコツと続けること。それが1ヶ月、半年、1年と積み重なれば必ず結果が見えてきます。前進も後進も勇気ある一歩。とにかく行動です。

自ら行動

 1日24時間というのは、世界共通であり、誰もが平等に授けられています。その24時間という時間をどれだけ有意義に使えるか。「 できない、時間がない 」というのは言い訳に過ぎません。仕事でも、家庭でも、スポーツにおいても、全て同じです。「やる」か「やらない」かの差です。忙しい中でどれだけ自分で時間をつくり、行動するか。そこが勝負です。「やる」と心に決めて、行動する。それが必ず自分自身、そして周りの幸せになります。
 愛情の反対は無関心。愛情があるからこそ気になるし、幸せになってほしいと思うからときには叱ります。それを忘れないでください。誰も憎くて厳しくしているのではありません。両親も、上司も同じ。皆さんに幸せになってほしいから愛情をもって指導するのです。そしてもう一つ、成功の反対はなんでしょう。それは「失敗」ではなく「何もしないこと」です。失敗は成功のもと。だから失敗は良い。何もしないことが一番問題です。
 どんなことも自分から、前向きに行動、挑戦をしていきます。

レベルアップ

 本日、事業部長からある2年目の社員が一生懸命頑張っているという話を聞きました。仕事のスピードも速く、途中経過を含めしっかり報告をしてくれるので非常に助かっており、今後に期待をしていると言っていました。入社して1年が過ぎ2年目に入りましたが、理念どおりの行動をし、ジットの念いを伝えてくれています。非常に嬉しいです。
 今から一人ひとりがレベルアップしていかなければ、将来はありません。私達は世界を目指します。世界と戦うためには更なる品質向上とコスト削減が必須です。全社をあげての品質向上プロジェクトも始動しました。確実に年々品質は向上していますが、他社も同じように進化をしています。「 安心、信頼、スピード 」を提供することが私達の使命。これが提供できない企業はいずれ淘汰されてしまいます。一人でも多くの皆様に必要とされる企業を目指し全員で行動をしていきます。

 今月10日は新入社員の初任給が支給されます。社会人となり、初めて自分で稼いだお金はやはり特別なものだと思います。今の自分があるのはご家族、まわりの方々の支えがあったから。感謝の気持ちを込めて、どんな形でもいいと思うので感謝の気持ちを伝えてください。

新入生歓迎会

 昨日は4月に入社した新入社員の歓迎会でした。今年は実行委員を中心に新たな取り組みが盛りだくさんで、昨年までとはまた一味もふた味も違った歓迎会でした。

 今年のメインイベントは入社1年目、2年目、3年目の社員のアトラクション。どのステージもみんな一生懸命で、笑顔が輝いていました。普段は見ることができない皆さんの一面もみることができ、本当に楽しく感動しました。実行委員から今年は出し物をしようという話がでてから数週間という短い時間の中で、何をしようか頭を悩ませ、限られた時間の中で練習をして準備をしてくれました。その悩み一生懸命練習した過程が素晴らしいステージを生み出したのだと思います。




▲1年生
係長や課長も飛び入り参加し、全員で楽しい時間を共有しました。


▲2年生


▲3年生

 そして、そのステージを陰ながら支えるセレモニースタッフの演出も素晴らしかったです。照明を落とすタイミングやスポットなど、さすがプロだなと感心しました。また新入社員が事前におこなった自己分析の結果や小さいころの写真をスクリーンに映し出して行われた長田リーダーの新入社員紹介も、プロ顔負けの卓越したもので素晴らしかったです。


▲長田リーダーによる新入社員紹介
マイクを向けられているのは山梨クィーンビーンズの選手として今年入社した藤岡さん

 実行委員のみなさん、セレモニーの皆さん、そしてアトラクションをしてくれた皆さんのお陰で本当に有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。ジットの平均年齢は28歳。まだまだこれから。ジットの強みは、この若くて素直で元気でいつでも一生懸命な社員たち。チームジット一丸となって世界のジットブランドに挑戦していきます。

一期一会

 本日はお忙しい中、ある企業のトップの方が工場見学に来て下さいました。私が一生をかけても会えるか会えないかというくらいの方です。この方とは今ご指導を頂いている顧問のご紹介があり、お会いすることができました。その顧問もまた、別の顧問からの紹介でご指導を頂けることになり、沢山のことを教えて頂いています。
 一期一会。本当に縁に恵まれ、普通にしていてはお会いできない皆様とのご縁を頂いたり、仕事をさせてもらっています。感謝の気持ちでいっぱいです。そんな皆様に支えられジットが今こうしてあります。皆さんも毎日沢山の人と出会うと思いますが、一つ一つの縁、一分一秒を大切に全力で生きていくことを願います。

 また私は先日から健康のために歩いて会社に出社しています。会社までの道のりの中で、沢山の人とすれ違います。その中で胸を張って元気に歩いている姿をみると、私も朝から嬉しく元気になります。しかし逆もあります。歩き方一つでも、周りに元気や勇気を発信できるし、笑顔にすることもできます。いつも前向きに、元気に、一人でも多くの皆さんに元気や勇気を発信できるように行動をしていきます。

具体的に考える

 ジットでは主任職以上の社員は、毎日業務の中で気付いたことをノートに書きとめ、どう改善するのかを考え記入しています。「 このやり方で失敗したから方法を変えます。 」 「 こうした方が効率が上がるので改善します。 」 と、だんだん気付きのレベルが上がっています。ここからもう一歩スッテップアップしましょう。
 何をするにも、「 いつまでに、誰が、どのようにするか 」 をより具体的に考えて記入し行動する。目標達成までの道のりをどれだけ具体的に描けるかで、その目標が達成できるかできないか、どれだけのスピードでできるかが決まります。目標を達成するためにはどうしたらいいのか。それを行動に移すには何をすればいいのか。例えば 「 この大会で優勝する! 」 という目標を立てならば、まずもっと体力をつけなければいけない。ではそのためにはどうするか。毎日ジョギングを10キロしようとか、毎日の筋力トレーニングを30分増やそう、などの具体的な行動策が見えてきます。その小さい目標、行動の積み重ねがあるから、大きな目標を達成することができるのです。
 皆さんは日々の業務で沢山のことに気付くのだからそのチャンスを生かさなければもったいない。より具体的に考え、目標達成に向かって全員が前向きに行動をしていきます。

ここまでやるか

 一生懸命な姿は人の心を動かします。本日は朝から朝礼当番の長澤くんが、たくさん汗をかきながら大きな声で、一生懸命全力で自分の念いを発表し、経営理念の唱和のリーダーをしてくれました。話しの内容はもとより、その姿に感動をし、とても清々しい朝のスタートをきることができました。ありがとうございます。
 自分自身で「 ここまでやるか 」というくらいにやらなければ、周りに感動を与えることはできないし、自分自身も喜びや達成感を味わうことはできません。私は今回、甲府工業同窓会の当番幹事をしてあらためてそれを強く感じました。妥協をすれば、それだけのものしかお客様に提供ができないし、それだけの感動しか届けられません。喜びだって感じられません。
 人生は1回。どうせ同じ時間を過ごすのならば、周りの人を元気にしたい、幸せにしたい、だから全力で生きる。今を全力、いつも全力、どんなことも 「 ここまでやるか 」 というくらい全力投球し、感動や喜びの輪を広げ、生きている証を残していきます。