念いが言葉になる

 社員の朝礼での話や、日報の中で、それは「・・しようと思います」とか、「なるべく・・してください」という曖昧な表現を耳にします。いつも危機感を持って、絶対にやると思っていれば、話の語尾も自然と「・・します」となるし、「絶対・・してください」となるはずです。「思う」とか「なるべく」という曖昧な言葉を使っているうちは、きっとすぐにはやらないし、時間がかかります。上司から部下への指示や、部下への返答も然り。指示や返事は、曖昧でなく、必ず白か黒かはっきりさせなければなりません。全て、念いが言葉になり、言葉が行動になります。いつも熱い念いを胸に、自分の念いを周りに発信し、行動をしていきます。

 問題を発見したときどう対応するかで、結果が大きく変わり、それが失敗にも成功にもなります。問題は隠せば隠すほど大きくなりますが、原因を追究し、一つ一つ改善をしていけば、必ずプラスになり、みんなが幸せになります。問題が起きたらまずはその事実を、プライドや恥ずかしさを捨てて認めること。そしてその原因をしっかり追究し、一つ一つ改善する。事実を認め、必死になればできないことはありません。日々色々な問題がありますが、素直に認め、1日1日成長ができるように、プラス思考で改善をおこなっていきます。

商品づくりの精神

 3日間をかけ、幹部社員と一緒に「商品づくりの精神」を考え、品質理念を作成してきました。私の商品や未来に対する念いを全力で話をし、文章にしてきました。思ったら言葉にする。そしてその言葉を文章にする。見える形にして初めて自分のものとなり、整理ができ、自分の目標が明確化します。文章化したことで商品をつくる目的は何か、ジットの使命は何か、どうしてキャッチフレーズが「人は心」なのか、そしてこれからチームジット全員で何をしていかなければならないのかが自然と見え、新たなやる気がわいてきました。
 一人でも多くの方に幸せを感じて頂ける商品をつくり、リサイクルインクを通し環境を守る。そして未来の子供たちに『「もったいない」の心』=『 人の心、自然への感謝の心、愛情の心、日本の文化、地域や家族の絆の心、人間の健康への心、日本人の先祖が持っていた心』を未来の子供達に伝え、幸せの輪を広げていくことがジットの使命です。すべて私達自身。私達一人ひとりの質を上げれば、商品の質が上がり、みんなが幸せになります。今回作った理念を胸に刻み、今日からまた勉強、行動していきます。
 

日々勉強

 先日、いつも大変お世話になっている会社の会長様と一緒に食事をさせて頂く機会がありました。その会長様は3代目の社長を勤められ、今は御子息が社長職を引き継がれています。年齢も私より上の方ですが、いつもパワーに溢れ、お会いする度に沢山勉強をさせて頂いています。その会長様が会話の中で、「世の中には色々な人や会社があり、創業も社風も社長の年齢も違う。もちろん、弊社とジットさんも違う。しかし、それぞれ良いところは真似をして、お互いにもっともっと成長していこう」とお話をして下さいました。ジットはまだまだその会社の足元にも及びませんが、大変光栄でした。
 成功をしている企業のトップの方とお話をさせて頂く度に、どなたもいつも上を目指し勉強をされていらっしゃると感じます。今に満足してしまったら、今以上はありません。列の先頭に立ってみんなを引っ張っている人も、今に満足せず、毎日勉強をされています。いつも謙虚な気持ちを忘れずに、良いところはすぐにまねをして、失敗したことはすぐに改善をして、常に上を目指し行動をしていきます。ありがとうございました。

良きご縁に感謝

 掃除に学ぶ会に参加した後、清水相談役様をはじめ、一緒に掃除をさせて頂いた数名の方からお葉書を頂きました。清水相談役様からは、参加をした社員全員に、毎回わざわざ手書きではがきを書いて下さっています。その心のこもったはがきを読み、社員も嬉しそうに読んでいました。私も、そのお心遣いや行動の早さに感動し、勉強をさせて頂きました。一部ご紹介をさせて頂きます。

『・・・素晴らしい会社だと思っています。ジット様のように社会貢献のできる会社の皆様とお掃除を通してご縁を頂けることをとても嬉しゅうございます。どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。』

『・・・御社より沢山の社員様も参加して頂きありがとうございます。社長様をはじめ社員の皆様が、体験発表をされている方に、しっかり目線を向け姿勢を正して聴いている姿に大変感動致しました。「当たり前のことを当たり前に出来る」が浸透していることがわかりました。今後とも同じ志を持つ同士としてご縁を大事にしたいと思います。・・』

『・・・前職がデカでしたので、目を見た瞬間に「すごい組織だ」と肌で感じました。良きご縁に感謝です。』

 温かい直筆のはがきを頂戴し、大変恐縮です。ジットを応援して下さっている方、期待して下さっている方が沢山います。山梨を元気に、そして幸せの輪を広げていきたいという根っこの思いは、みんな一緒です。この温かいお言葉を謙虚に受け止め、もっともっと社会に貢献し、もっともっと私達の生きている使命が果たせるように、今後も勉強、行動をしていきます。

行動が心を動かす

 先日掃除に学ぶ会のリーダー研修に参加させて頂いた際に、「掃除道」というDVDをお貸し頂き、家に帰り早速家族と一緒に見ました。掃除の仕方や、道具の扱い方だけでなく、「人」「心」についても改めて勉強させていただきました。是非社員の皆さんにも見てほしいと思い、先日DVDを見てもらいました。その感想を数名ご紹介いたします。
▼長沢主任補
 DVDを見て、言葉に出して人に伝える方法、そして文章や文字で人に伝える方法よりも、実際に自分が行動している姿を見てもらうことが一番人に伝わり、人が感動し、感謝にかわるということを再度実感しました。掃除を通して気付くことは本当に沢山あります。掃除用具一つをとっても、使い方を工夫することで一つのものから何通りもの使い方ができます。いつも考え、工夫し、色々な方法で作業を行っていきます。まずは行動あるのみ、そして何事も継続すること、継続は力なり。全て自分次第なので自分の念いを込めて、一歩一歩前進していきます。
▼深澤主任補
 鍵山様のお話の中で、「文字や言葉より行動」が大切だとありました。行動することで人を動かすことができるし、想いを伝えることができます。とにかく「行動に移す」ことを心において行動していきます。最後に「人の嫌がることを進んで行う」という言葉がありました。自分が先頭に立って一生懸命行うことで、周りを動かしせますので、普段の仕事でも、私生活でも、自分から積極出来に何事も取り組んでいきます。
▼荻野主任補
「行動は言葉や文字よりも迫力がある。」「真の幸せとは感謝できること、感謝されること」「ひとつ拾えば、ひとつだけ綺麗になる。」とても心に残りました。10年かかったけれど、鍵山様の行動をみて、社員が変り、会社が変り、このような素晴らしい会となり、多くの方が笑顔になっています。全て行動であり、継続です。毎日の掃除も然り。心を磨くように、感謝の気持ちを込めておこなっていきます。

 一人の力は小さいかもしれませんが、一人から始めれば必ず周りに伝わり、幸せの輪が広がっていきます。行動。行動に勝るものはありません。感謝の気持ちを忘れず、今を全力、その場で行動し、心を磨いていきます。ありがとうございます。

気づき

 年明けから、私を含め営業部以外の社員も新年の挨拶まわりで多くの企業様を訪問しています。昨日県内の企業様を訪問した社員の日報をご紹介します。

 『本日は県内のお客様のところへあいさつ周りに伺いました。その中で声をかけてくれたり、回収に協力してくれたりと地元の方々の優しさを感じることができました。しかし、一方で県内をまわってみて「元気がない」「活気がない」ということを感じました。私は普段社内にいることがほとんどですし、外に出て地域の方や企業の方とお話をすることがほとんどないので、正直大変驚きましたし、とても寂しく感じました。周りのみなさんから「ジットは若くて、元気で、活気があっていいね」とお褒めの言葉をよく頂きますが、私にとってはジットの雰囲気は当たり前のことなので、社交辞令として言ってくださっているのかなと思っていました。でも今日実際に外回りをしてみて、それが社交辞令でも何でもなく、周りの人がジットに期待してくれているということに改めて気づかされました。私はジットしか知りませんし、いつもジットの社内にいるので、この環境が当たり前になっていました。しかし本日こういう活気ある職場で毎日働けているということに気づかされ、大変感謝しました。ジットが元気になれば、山梨が元気になります。本日からまた大きな声で、笑顔で、元気に仕事に取り組んでいきます。』

 ありがとうございます。ジットが元気になれば、必ず山梨が元気になり、幸せの輪が広がります。私たちの使命はたくさんあります。まずは何事にも全力投球、当たり前のことを当たり前に行動し、ひとりひとりが山梨県の皆様に必要とされる人間になれるように行動してきます。毎日勉強です。

今を全力

 先輩方とお話をすると、いつもみなさん「1年が本当に早い」と仰ります。これはいつも全力投球、一生懸命だからです。人の寿命は長くても90歳~100歳です。年を重ねていけば、自分の寿命がだんだんわかり、1年1年、1日1日がとても尊く、1分、1秒と時間が最重要だと思います。だからそう思える人は何事も優先順位をつけ一生懸命なのです。  
 これは私達も同じです。だから経営者はせっかちでスピード重視なのです。人はいつまで生きられるかは誰にもわかりません。私も、皆さんも、人生がまだまだ長いと思ったら大間違いなのです。あと何十年も寿命があるかどうかはわかりません。だから今を全力で生き、使命を果たしていかなければなりません。時間だけは誰にも、お金でも買えませんし、決して後戻りはできません。全て自分次第。心が変われば行動も変わり、行動が変われば習慣、人生が変わります。一分一秒を大切に、今を全力で生き、一人でも多くの皆様へ幸せを、元気をお届けできるように、行動をしていきます。

感謝

 先週末、私の小学校からの友人の妹さんからわざわざお手紙付きで、空のカートリッジが送られてきました。お手紙には、岐阜に住んでいるけれども、ジットの商品を目にするし、同郷の方が頑張っていると思うと嬉しいということが書かれていました。わざわざ手紙を付けてこうして空カートリッジをお送り頂いたその行動に大変心温まり、心から感謝しました。
 また、昨日はわざわざ仙台からも5年前にお付き合いをしていた方が、奥さんと1歳になる可愛い娘さんと一緒に来社をしてくれました。当時、彼の一生懸命さに惚れ、1本の保険に入りました。それから彼が転勤となり、山梨を離れていましたが、それでもなお、ジットのことを気にかけ、応援をしてくれていたようで、ジットのことを本当に詳しく知っていました。
 ジットを応援してくれている人が本当に沢山います。少しでも幸せの輪を広げ、少しでもこの山梨から全国へ元気を発信していくことがジットの使命です。思いは必ず伝わります。応援してくださっている皆様に少しでも恩返しをし、元気を発信できるように、今日も全力投球、行動していきます。

掃除に学ぶ

 日曜日に、掃除に学ぶ会のリーダー研修に、主任以上のみなさんと参加させて頂きました。去年、私が参加させて頂き、大変勉強になり感動をしたので、今は全社員が順番に参加させて頂いています。今回はその掃除に学ぶ会に初めて参加した皆さんに指導をするリーダーを育てるという研修に参加させて頂きました。
 参加させて頂き、改めて 「 掃除 」 の素晴らしさに感動し、勉強をさせて頂きました。今回息子も一緒に参加させて頂きましたが、はじめは匂いや汚れに抵抗を感じていたようでした。しかし、熱心に指導してくださる掃除に学ぶ会の皆様や、一緒に参加したジットグループの社員や参加されていた皆さんの一生懸命な姿をみて、最後には本当に打ち込んで、熱心に作業していました。子供や部下は親や上司の背中を必ず見ていますし、人は必ず成長します。
 閉会式の際、毎回感想発表をする場面がありますが、今回も沢山の社員が自ら手を上げ、大勢の参加者の前で発表してくれました。その勇気と感想の内容が素晴らしく、それもまた大変感動しました。また、清水相談役や周りの皆さんがジットのこと、セレモニーのことを沢山褒めてくれました。親ばかかもしれませんが、社員が褒められるのが1番嬉しいです。しかし、できたことは次は当たり前になります。褒めて頂いたからこそ、反省をし、もっともっと全員で成長できるように、今後も全力で行動していきます。

心が変われば、人生が変わる

 皆さんには入社すると必ず1週間の研修を2回行ってもらっていますが、研修前と、研修後では目や表情が大きく変化して帰ってきます。これは皆さんの 「 心 」 が成長したからです。 見えない部分が変われば、自然と見える部分も変わります。私自身もこの研修に行き、気づき 「 心 」が少しだけ成長し、人生が変わりました。 『 心 』が全ての根っこです。ジットグループのキャッチフレーズを 「 人は心 」 にしたひとつの大きな理由です。
 しかし、本当の意味で 「 変わる 」 というのは本当に大変なことです。研修を終えた直後は良くても、すぐに戻ってしまいます。毎日毎日雑草をとっても生えてくるように、自分で 「 成長しよう 」 と強く念い、習慣を変えていかなければ、そう簡単には変われません。私には皆さん自身を変えることはできません。自分を変えることができるのは自分の 「 心 」 だけです。コツコツと継続してやり続ければ、必ず習慣が変り、周りが変り、みんなが幸せになります。ジットにいらない人などいませんので、一人ひとりが成長し、幸せの輪を広げていけるように、チームジット全員で行動していきます。