改善改革

上司は部下に様々な体験をさせてあげてください。体験する場を与えることで、部下は失敗したことや悪かったことを学び、逆に良かったこともわかります。様々な体験をさせられているうちに、辞めていってしまう人もいるかもしれません。嫌な体験を何度しても、部下は上司が自分のためにしてくれているのだとわかっていれば、ついて来てくれます。上司と部下の信頼関係、関わりの深さによって、部下がついてきてくれるか、決まります。会社は学校です。人として何をしなければならないか、仕事を通して生きている目的や自分自身の使命を考えさせられる場を提供していかなければなりません。

パートさんとの食事会の中で、毎月の改善改革提案はもうない、という意見がありました。改善改革提案を出してもらっているのは、会社のためだけではありません。パートの皆さんは、家に帰れば子供がいます。子供に勉強しろと言っても、自分が何もしていなければ子供がするわけがありません。ジットには3つの使命があります。それはジットをとりまく皆さんを幸せにすること、社会に貢献すること、そしてもうひとつは仕事を通して皆さん自身が成長することです。そのために、改善改革提案を提出してもらっているのです。仕事以外のことでも考える力をつけて欲しい、という思いがあります。経営理念にあるように、改善改革は永遠であり、終わりはありません。「これで良い」と今の最善策をとっても、明日にはもっと良い方法を見つけることができるかもしれない。いつも、そういう気持ちで、毎日を取り組んで欲しいと思います。

Leave a Reply