先日、山梨県内の高校のレスリング部の監督とお話しをさせていただく機会がありました。教え子がオリンピックに参加するほどの名監督です。
 お話しをしてる中で、厳しさの中に、生徒への大きな愛情を感じ、大変感動をしました。在学中の生徒さんは、校内で監督とすれ違いそうになるとわざわざ別の道を行くほど、監督を怖れていたそうです。それほど厳しい監督。しかし、いざ卒業すると、休日にはOBが自主的に学校に集まり、後輩へ指導しにきてくれるそうです。それはOBの皆さんが、監督の厳しさの中に、自分自身への本当の愛情に気付いたからだと思います。
 とてもいい話を聞くことができました。これはジットでも同じです。上司が愛情をもって、本気で接すれば時には厳しい言葉もかけるでしょう。その念いは必ず部下にも伝わります。そしてその指導がいつの日か必ず、それぞれの仕事のやりがいや生きがいになります。
 まずは私から、もっと幹部と愛情を出して関わります。そして、先輩は後輩ともっともっと関わり、先祖からの歴史や文化、マナー、素晴らしい日本の心を後世に繋いでいきます。教えることは教わること。「和」「コミュニケーション」のスローガン通り、チームジット全員で関わり合い、お互いに切磋琢磨して、成長をしていきます。

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