2013年度入社式

 本日、ジットグループは9名の新入社員を迎えました。新卒採用をはじめてから7回目の入社式です。数多くの会社の中から当社と縁を結び、同じ夢に向かっていく決意をした新しい仲間を迎えることができたこと、心から感謝いたします。



 入社式の中で、新入社員の親御様から頂いたお手紙がサプライズで朗読されました。社会人としての一歩を踏み出すこの日を待ち望み、大切に育てて下さった親御様からの深い愛情の発露に、涙がとまりませんでした。本日は親御様にとっても特別な日なのです。





 沢山の人に見守られ、今日という日を迎えることができました。ここからは自分を頼み、自力で生きる道を切り開いていくことになります。働きがいや生きがいを見出すのも自分自身です。今日の決意を忘れることなく、5年10年20年と経験を重ね、成長されていくことを期待しています。
喜びを明日へ繋げる事業をジットグループ全員で展開して参ります。

グリーンパートナーズ

 3月7日南アルプル市の市長室にて、当社と市との間で “南アルプス自然環境保全活動に関するパートナーシップ(グリーンパートナーズ)協定”の調印を行いました。



 私達ジットは、地元南アルプス市の企業として「もったいないの心」を大切に、リサイクル事業を通じて環境負荷の低減を日々目指しております。夢や希望をもって社業に取り組むことができるのも、地域の皆様のご支援があるからこそです。

 ですから南アルプス市と協同して、郷土愛を育みながら次世代につなげられる活動を促進するために、南アルプス自然環境保全活動のパートナーになることを決意しました。

 将来「一生に一度は南アルプス市にいきたい」と願われ、世界中の皆さんが訪れて頂けるような、笑顔溢れる地域にする!それが私達、チームジットの夢です。
 まずは、4月に南アルプス市長様の基調講演で勉強会を開催し、夏に向けて櫛形山に社員で登ろうと計画をしております。私達社員が南アルプスの自然環境について理解を深め、自然に親しみ、慈しむ念(おも)いで活動を進めていきます。

JIT_NEWS
▲南アルプス市HP、山梨日日新聞に掲載されました。

社風

 赤ちゃんは周りにいる人たちの口の動きや聞こえてくる音で言葉を覚えます。
たとえ日本人でなくても日本語が話されている環境で育った子供は、自然と日本語を覚え、話せるようになるものです。
 
 企業においても同じことが言えます。部下や後輩は、身だしなみや歩き方などはもちろんですが、上司や先輩の発言や仕事に対する姿勢などを日々よく見ており、良きにつけ悪しきにつけ、自然と真似をするものです。だからこそ幹部やリーダーがどういう存在であるかが非常に大切です。

 来月にはいよいよエネルギッシュな新入社員が入社します。外部での研修で得るものも多くありますが、やはり社内で先輩・上司が後輩・部下に、行動で示していくことが一番です。そしてそれこそが「 社風 」となるのです。

会社説明会

 2月15日、2014年度 第一回ジットグループ会社説明会を東京、TKP東京駅八重洲カンファレンスセンターで開催しました。来年の採用枠ではありますが、63名が早速エントリーして下さいました。4月にも山梨で開催されるにもかかわらず、東京まで足を運んでくれた地元山梨の学生もおり、とても嬉しく思いました。

 早々と就職活動を始めている熱心な学生からは沢山の意見や質問が出され、その意欲や向上心の高さに心動かされました。私は説明会の折には、創業の精神や経営理念を基に、どういう念(おも)いで会社を興して、22年間どう社業に取り組んできたか、今後のビジョンを含めお話しております。そして最後に、「 当社に入ってもらえば、成功は約束できませんが、成長は約束します! 」と学生の皆さんに申しております。

 今年を第二創業期元年と位置付け、「 Joy Into Tomorrow ~ 喜びを明日へ ~ 」繋げる事業展開をしようと熱い念(おも)いをもって、社員一同、社業に励んでおります。

 来月8日には大阪、22日には福岡にて説明会を開催します。喜びを明日へ繋げる事業を一緒に展開していける意欲的な学生達とまた出会えることを楽しみにしております。

一日のスタート

 2月3日、日曜日の朝6時からの甲府駅の街頭清掃に社員と一緒に参加しました。






 
 「 NPO法人 日本を美しくする会・山梨掃除に学ぶ会 」の皆さんからアドバイスを頂きながら、黙々と掃除に取り組み、あっという間の一時間でした。掃除を始めた時はまだ辺りも暗かったのですが、終わる頃には朝日に照らされ、人通りも増えていました。駅周辺も綺麗になり、社員ひとり一人の笑顔もみることができ、とても清々しい一日のはじまりを迎えました。また清掃後、社員の3名が感想を述べさせていただきましたが、堂々と自分の念いを伝える姿からも成長を感じ、とても嬉しく思いました。「 今日も一日頑張ろう! 」と気持が引き締まり、そして心が温かくなった朝のひとときでした。

幸せに繋がる小さな行動

 先日南アルプス市のお客様よりお電話を頂きました。
「 1月25日、国道52号線の三叉路の交差点で、左折しようとしていたジットの車が停止して、ご老人の横断を、笑顔でずっと待っている運転者を見かけました。大変感動し、是非社内でその社員の方を褒めて下さいと、社長に宜しくお伝え下さい。 」という内容のお電話でした。
 わざわざこのようなお電話を頂き、大変嬉しく、早速夕礼で社員達に伝えました。
 当社では営業車、社用車をはじめ、全社員の自家用車のナンバーも「 10-10 」で統一しております。地元の皆様も「 ジットナンバー 」をご存じの方が多く、友人・知人からはもちろん、一般の方からもご連絡を頂くことが多々ございます。
 一人の社員の小さな行動が、ご覧頂いた方の心を温かくしました。もちろん私も嬉しいですし、チームジットの仲間も嬉しい。本当に感謝いたします。

そうじの力

 1月27日、「 日本を美しくする会の関東ブロックリーダー研修会:総会 」が当社を会場として開催されました。山梨掃除に学ぶ会 世話人の清水様と数年前にご縁を頂き、昨年は待望の「 日本を美しくする会 」の相談役、鍵山様にご来社を頂くことが実現しました。



 東京、神奈川、栃木、茨城、埼玉、千葉、静岡、山梨の関東ブロックリーダーの皆様、総勢60名が集まりました。年齢や役職など一切関係なく、常に謙虚な姿勢を忘れず、熱心に勉強しておられる姿勢に、私をはじめ、一緒に参加した有志20名の社員もそれぞれ多くの学びを頂きました。「 掃除 」を通して「 場 」を美しくするだけでなく、「 心の荒み 」と「 社会の荒み 」をなくすことを目指し、自らの時間を工夫して積極的な活動を続ける皆様を敬服しております。





 
 何事もコツコツと継続することが大切であり、それがやがては自分自身、そして家族、仲間、地域、日本、世界の幸せに繋がっていくと私は信じています。今回、同席させて頂き、メンバー皆様の真摯な姿から沢山のパワーを頂戴しました。私達もできる活動をコツコツと続けて参ります。

Joy into Tomorrow

 いよいよ2013年が幕開けしました。

 毎年1月3日は新年会を開催しております。22回目を迎えた本年は総勢160名の社員とその家族が集まってくれました。こんなにも沢山の仲間と一緒に、新しい年を楽しく、力強くスタートできたことを心から感謝しております。「 社員あってこその企業 」「 家庭あってこその社員の遣り甲斐 」を素直に投影した会社にしたいと念っています。



 本年のスローガンに「 全員経営 全員参加 ~3つの力の向上~ 」を掲げました。3つの力とは 「 経営力 」「 幹部力 」「 社員力 」です。2013年は蛇のごとく脱皮をし、第二創業期「 新生ジット 」元年の年と位置付けています。
 社員全員で、「 Joy into Tomorrow ~喜びを明日へ~ 」つなぐ事業を力強く展開して参ります。

 本年もどうぞ変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。



霜にうたれた柿の味 辛苦に耐えた人の味

 11月27日、鍵山秀三郎先生にご来社を頂きました。
鍵山先生はイエローハットの創始者であり、N P O 法 人「 日本を美しくする会 / 掃除に学ぶ会 」の発起人でいらっしゃいます。創業以来続けてこられた「 掃除 」に多くの人々が共鳴し、近年、掃除運動が国内外に広がっております。私も2010年2月に初めて体験させて頂き、「 掃除 」の素晴らしさに感動しました。以後、全社員が参加しております。

 

 幸運にも南アルプス市の本社にて、この日先生よりご講話を賜り、社員一同、研鑽を積む機会に恵まれました。
「 大きな努力で小さな成果 」
「 誰にでもできることを 誰にも続けられないほど 続けてきた」
・・・・お話を拝聴する度に、先生の心の奥深さや、お人柄に魅了されます。そして自分自身を改めて振り返り、至らなさを痛感するばかりです。



  「 霜にうたれた柿の味 辛苦に耐えた人の味 」
 今回、先生から色紙に寄せて頂いた一首です。軒端に吊るされた渋柿は冬の寒天にさらされ、霜に打たれることで何とも言えぬ滋味を得ます。
 人も同じです。辛苦に耐えた人には、風格が備わります。
大きな努力を積み重ねて、小さな成果を求めます。誰にでもできることをコツコツと積み重ね、これからも社員と共に一歩ずつ前進して参ります。




「今」と望む未来

 国内外では大きな人件費の差があります。しかしもはや製品の品質は同等レベルに達しています。ですから大手企業の海外進出が加速しているのです。本来ならもちろん、日本企業の経営者は、日本で生産し、日本で雇用を生み、日本に貢献したいと願っているはずです。それでも海外に出て行かざるを得ない、やむなくリストラを決断しなければならないほどの、危機的な経済状況に「今」あると理解しなくてはなりません。
 これからは本当に必要とされる企業しか残らないでしょう。来年は非常な不景気の大波が訪れましょう。
 私達、一人ひとりがこの危機的な状況を覚悟しながらも、この南アルプスの地において、チームジットとして望む未来をつくってゆきたいと、今日あらためて従業員と話をしました。