念いを繋ぐ

 本日で、東北大震災からちょうど3年が経ちます。
 地震の直後、いてもたってもいられず、被災地へ行くと決め、幹部と友人に「 物資をもって被災地にいきます。明日の11時に出発しますので、持っていける物資をジットに持ってきてください。 」と1通のメールを送りました。そして次の日の11時には、トラックとワゴン車1台に満タンの支援物資が集まり、「 少しでも力になりたい 」というみんなの念いと一緒に石巻市へ向かいました。
 そのときにご縁を頂いたある方から、昨日嬉しい贈り物が届きました。石巻で水揚げされた水産物です。大雪のことを耳にし、私達のことを忘れずにいてくださいました。その温かい気持ちと、頂いた水産物に皆さんが懸命に生きる姿が見え、沢山の勇気と元気を頂きました。
 3年前取引先、友人、そして石巻市の数か所の避難所を物資を持ってまわりましたが、自分達のことより、もっともっと大変な人にと、譲りあう皆さんの姿がそこにはありました。あのときの光景は今も鮮明に覚えています。3年が経ち、少しずつ生活が戻りつつあるという声を聞き嬉しく思いますが、やはり苦労や苦悩は今も癒えない日々をお送りのことと思います。
 私達も今を懸命に生き、念いを繋げていきます。

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