私は「 縁ありて花開き 念いありて実を結ぶ 」を座右の銘としています。松下幸之助氏の言葉の「 恩 」を私の「 念い 」に置き換えています。この「 縁 」というものを皆さんはどのように捉えているでしょうか。何か特別な事が起こることが「 縁 」ではなく、ほんの些細な「 どこかの研修会で同じグループだった 」とか「 コンサートに出かけてたまたま隣の席だった 」とか、めぐり会うすべての方々に縁を感じることが大切です。「 これも縁だなぁ 」と気付ける人、そうでない人、様々ですが、皆さんには、小さな縁に気付き、そして感謝し、その方に手紙を書いたりメールをしたり、コミュニケーションを図りながら、良い関係を構築して欲しいと思います。縁に気付くことで皆さん一人ひとりの花が開いていくのです。

 起業してから今日まで、会社がこうして存続できているのは、「 縁 」のおかげだと思っています。その時、その時で、たくさんの方と出会い学びを頂き、また、別の方々と出会う。21年間その繰り返しでした。自分ひとりで生きているのではなく、常に周りにいてくれる方々や、環境のおかげで自分が生かされているということを身を以て感じることができた時、心から感謝の気持ちがわきます。そして、その感謝の気持ちを行動に移すことができるようになれば、自然とその「 縁 」が色々なかたちで実を結びます。皆さんと私が出会えたのも「 縁 」です。仕事を通じてたくさんの事を学び、皆さんの人生がより豊かで幸せになるように、心から願っています。

Leave a Reply